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Blog
2016/10/02 20:59
仏陀は優しい顔をしている
釈迦が悟りを開き、仏陀となって仏教が始まったのがもう2000年以上前
仏像が作り始められたのはそれより5世紀ほど後の事
字が読めない人への布教や仏教を広めるためには、仏像はなくてはならないものと考えられたようだ
仏像は、ガンダーラで作り始められたと考えられている(ガンダーラとマトゥーラの両方の説あり)
ガンダーラ仏は、漆黒の像である
日本の仏像とは大きく異なり、仏様の顔の彫(ほり)がどれも深く、目鼻立ちのラインがクッキリしている
ガンダーラに当時住んでいた人々の顔立ちに似ているのか、ギリシア彫刻の影響とも言われている
三瓶さんの作る仏陀もガンダーラ仏に少し似ている いわゆるイケメンである
彫りが深くキリッとしている。でも日本の弥勒菩薩像にも似た優しい顔をしている
なぜ仏像なのか
それは、仏像の魅力に惹かれたからである
仏の顔は、閑雅で柔和である
前にすると、信仰のないものでも手を合わせたくなる
静寂に満ち溢れた世界に引き込まれて思わず涙がこぼれそうになる
三瓶さんの仏陀も同じである
ともすれば、世の中を自分一人の力で生きてきたかのように、つんのめっていく私を
静かに諭してくれる
「ありのままでいいんだよ」
と
三瓶祐治作 「仏陀頭像」
石膏・漆仕上げ
三瓶祐治 Yuji Sanpei 造形作家
1976年 東京都生まれ
1998年 印刷物のデザイン、WEBの制作に携わる
2016年 造形作家としての活動をはじめる
東京から東吉野村へ移住
木の温もり、土の手触り、石の静寂、
素材が醸し出す空気感や時間の蓄積を表現したい
そんな想いで制作しています
空木は、金土日 11:00よりOPENです。