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2017/07/23 22:57
森の展示会の作家紹介、第2回目は造形作家の三瓶祐治さんです。
森の展示会の作家紹介、第2回目は造形作家の三瓶祐治さんです。
三瓶さんの造形は、仏像やシロクマ・クジラ等の動物を、いろんな素材で表現します。
三瓶さんは1年ほど前に東京から東吉野村に移住してきました。
移住の理由を尋ねると、
「東京での生活にちょっと息苦しさを感じてきたんだと思います。便利だし何不自由ない生活なんだけど、マンネリ化というか、ちょっと違和感を感じていました。世間のどれだけ楽に快適に過ごしていくか?的な流れに嫌気がさしてきたのかもしれません。生きて行く上で大切な何かを忘れているような」
東吉野村での生活は
「田舎暮らしは都会の生活に比べるとやることがいっぱいあって、でも生活を作り出しているというか、生きてる感じがします。その中で、したいことをする。造形に取り組むことは、自然な流れのような気がします。」
その暮らしの中から生み出される作品は、どれも「優しい」。
仏像も動物たちも、少し憂いを帯びた優しい顔をしています。
それは、人間の過ちや間違いを、優しく問いているようにも見えます。
便利さを求めた生活から抜け出し、敢えて手間を惜しまない自然と向き合う生活の中で、こうした作品が生み出されていくのでしょう。
今回のテーマの「森」は、
「木を見て森を見ず、と言う言葉があるけれど、今回は敢えて木を見るというか、森を構成している小さなパーツから「森」そのものをイメージしてもらえるようなものができればと思い制作しています。」
東吉野村ならではのニホンオオカミも登場する予定です。
三瓶さんの造形作品を、どうぞお楽しみに。
三瓶祐治プロフィール
1976年 東京都で生まれる
1998年 印刷物、WEBのデザイン業に携わる
2016年 会社勤めの傍ら、造形作家としての活動を始める
東京から奈良県東吉野村へ移住
現在、フリーで展示会等を中心に活動
特に素材は定めずに、流木や陶土、石膏、廃材等を使って制作しています。
素材が醸し出す空気感を残しつつ、日々の生活に寄り添えるものを造形できればと思っています。